考えすぎる性格が、嫌いで好きです

思考の披露宴

また、やってしまいました。

気になる家電を見つけると、とことん調べないと気がすみません。
スペックを比較して、プレリリース情報を読み込んで、価格の予想まで確認して。
気づいたら二時間以上経っていました。
では、そろそろ買おうかなとパソコンに向かうと「まだ発売日前でした」。

時間を返してほしいという虚無感しかありませんでした。

 調べ始めると、止まりません

これは昔からです。そういう性分なんですね。何かが気になると、とことん考えずにはいられません。

周りはとっくに決めて先へ進んでいるのに、私だけがまだ調べています。
決断が遅くなる。疲れる。我ながら、めんどくさい性格だと思います。

でも、この性格に救われた経験も、数えきれないほどあります。

 電車の時間まで調べていました

塾で高3の生徒の志望校選びをしていたときのことです。

いろいろな大学を調べ始めると、似たような学部の比較はもちろん、キャンパスまでの通学ルートや電車の所要時間まで調べていました。
自分でも気づかないうちに、そこまでいっていました。

その情報を保護者にお伝えしたとき、「そこまで調べてくださったんですか」と、ものすごく感謝されました。

考えすぎる性格が、誰かの役に立った瞬間でした。

あんたの情報は確かやな。でも長いわ。

少し高額なものになると、またまた「調べる」んです。
損はしたくないので、やはり慎重になってしまうんです。

そうすると、家内から「あんたの情報は確かやけど、買うまで長いわ」と言われます。
何とも複雑な心境になります。その割に、大切に愛用品として使うんです。

どういうことでしょうか。それならば、少しだけねぎらいのことばをくれませんか。

この性格と、うまくやっています

ライターの仕事でも同じです。
一つのテーマを調べ始めると、どこまでも掘ってしまいます。
必要以上に調べて、結局使わなかった情報も山ほどあります。

それでも、その積み重ねが意外に役立つんです。
今では、自分の財産になっていると思っています。

考えすぎる性格が嫌いですが、やっぱり好きです。

この性格とうまく付き合いながら、今日も懲りずに調べ続けています。

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