36年間、教育に携わってきました。勉強はやはり基本が大切です。
いろんな子どもたちを見てきましたが、結果を残す子は、基本的なまちがいをしないです。
中3の授業中に「あなたの好きな食べ物は何ですか?」という英作文の問題があったんです。
すると、ある子は「先生、焼きそばパンって英語でなんて書くん?」と言ってきました。
その子はまぎれもなく、英語が苦手な子です。
別の生徒は、「釣鐘まんじゅう」って答えていました。
さすがに、そこは私も口をはさみました。「もう少し、書きやすい単語を選ばんか」と。
他の子は、「りんご」「みかん」など書きやすいものを選び、次の問題を解いていました。
明らかに、ちがいます。
なぜか英語が苦手な子ほど、わざわざ書きにくいものを選ぶんです(笑)。
でも、こういう状況ほど、実は“学びの本質”が詰まっていると思います。
勉強が苦手になる原因は、努力不足でもセンス不足でもなくものの「考え方」や「捉え方」だと思います。
何の根拠もないのに、やたらと自信に満ち溢れている子もいます。
私は36年間この仕事を続けてきて、最も大事だと思うのは
「学びの本質は、できることを1つずつ積み上げること。」です。
それは、大人も子どもも関係ありません。
その積み上げができると、子どもたちの表情が本当に変わります。
自信がつく、勉強が楽しくなる、伸びるサイクルに入る。
得意になる瞬間は、いつも“この繰り返し”です。
今の私は Webライターとしても活動していますが、文章を書くときも、実は考え方は同じです。
基本に返って、「読む人に合わせる」「難しくしない」「伝えたいことをシンプルに」
そして、その経験をだれかに伝えたい。そんな気持ちで文章を書いています。
教育で「自分が学んだこと」「子どもたちから教わったこと」を大切にしてこれからも執筆活動を続けます。
もし、これまでの教育での指導経験や文章制作のスキルが、どこかの企業や誰かの役に立てるなら、そんな嬉しいことはありません。


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